A : シックハウス症候群になり易いか、なり難いかは体質によって異なります。 ⇒ 体質の違いによって、シックハウス症候群の症状が出やすい人と出にくい人がいます。 花粉と同様、ダニやカビによってアレルギー性疾患を発症するかしないかは体質によって異なりますし、アレルギーということでなくても、化学物質の毒性に対する耐性(強さ)も人によって様々です。 つまり、お酒に強い人、弱い人がいるように、化学物質に強い人、弱い人、という個人差があるのです。代謝が悪い人や化学物質を多く取り込んでしまった人は、体の中にどんどん蓄積され、その毒性によって症状が出やすくなります。 また、化学物質を蓄積できる許容量にも個人差があるといわれています。 シックハウス症候群や化学物質過敏症で悩む人の多くは、汗が出にくい傾向があります。汗の量は、脳の中心部分にある視床下部というところで調整されています。自律神経が乱れると、この視床下部の働きが悪くなり、汗も出にくくなってしまいます。 このように自律神経の乱れは、シックハウス症候群になりやすい体の状態ともいえるので、規則正しい生活を送っている人の方が、症状が出にくいといえるでしょう。 < 関連ページ > もっと詳しく知りたい方は参照してみてください。 ⇒ シックハウス基礎知識 01 シックハウスの歴史 ⇒ シックハウス基礎知識 02 シックハウス症候群って何? ⇒ シックハウス基礎知識 03 シックハウス症候群の特徴 ⇒ シックハウス基礎知識 04 シックハウス症候群と住環境 ⇒ シックハウス基礎知識 05 シックハウス症候群とライフスタイル ⇒ シックハウス症候群の要因 01 化学物質 その1 ⇒ シックハウス症候群の要因 02 化学物質 その2 ⇒ シックハウス症候群の要因 03 ダニ その1 ⇒ シックハウス症候群の要因 04 ダニ その2 ⇒ シックハウス症候群の要因 05 カビ その1 ⇒ シックハウス症候群の要因 06 カビ その2 ⇒ シックハウス症候群の要因 07 様々なアレルゲン ⇒ シックハウス症候群の要因 08 シックハウス症候群になりやすい体質 ≪ シックハウス症候群についての質問集トップへ戻る