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建材中の化学物質測定方法
introduction
空気中の化学物質濃度を測定するにはアクティブ法や、パッシブ法などがあります。
これらは、あくまで室内に存在する化学物質濃度を測定するものなので、どの建材からどのくらいの化学物質が放散されているのかハッキリと特定することはできません。
(アクティブ法やパッシブ法の内容を知りたい方は
空気中の化学物質測定方法
をご覧ください。)
特定の建材や家具などから、どれくらいの化学物質が放散されるかを知るためには、JISに規定された方法で、デシケーター法や小型チャンバー法などがあります。
シックハウス対策で一番大事なことは、原因となる化学物質を取り除くことです。そのためには、どの建材から化学物質が多く放散されているのかを知ることが必要になるケースがあります。
ここでは、住宅に使われる仕上げ材や下地材、家具などから実際にどれくらいの化学物質が放散されているのかを測定する方法について、あれこれ解説していきたいと思います。
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建材中の化学物質測定方法
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01
デシケーター法
デシケーター法は、デシケーターと呼ばれる容器を用いて測定を行う方法です。
02
小形セル法
小形セル法は、容器の中に建材を入れて測定するのではなく、建材の表面部分に
小形のセルを設置して測定する方法です。
03
小形チャンバー法
デシケータ法は密閉された容器の中に入れて測定しますが、小形チャンバー法は
換気のある状態を想定した測定が可能です。
04
大形チャンバー法
原理は小形チャンバー法とまったく同じです。その名の通り大形なので家具をまる
ごと測定することも可能です。
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