A : 明確な評価基準が確立されているわけではないので過信は禁物です。 ⇒ 空気清浄機は、通常ハウスダストや花粉やタバコの煙を清浄するための機種がほとんどですが、最近では化学物質を除去する能力を持つ機種が発売されています。 化学物質を除去する空気清浄機には、活性炭フィルターなどのフィルターで化学物質を吸着するものや、金属酸化物(過マンガン酸カリウム等)による触媒効果でホルムアルデヒドなどを酸化させ、二酸化炭素などに分解する方式のものがあります。また、酸化チタンの光触媒効果で化学物質を分解する空気清浄機もあります。 空気清浄機以外にも、化学物質低減効果を付加した建材が多く出ています。しかし、まだ低減効果についての明確な評価基準が確立されていないのが現状です。 建築基準法では化学物質低減材料や空気清浄機を使ったからといって、ホルムアルデヒドの使用制限が緩和されるというようなことはありません。 試してみる価値はあると思いますが、化学物質対応の空気清浄機を用いたからといって、シックハウス症候群が解決できると過信するのは危険でしょう。 < 関連ページ > もっと詳しく知りたい方は参照してみてください。 ⇒ 今すぐできる!シックハウス対策 01 化学物質対策 その1 ⇒ 今すぐできる!シックハウス対策 02 化学物質対策 その2 ⇒ 今すぐできる!シックハウス対策 03 化学物質対策 その3 ⇒ 今すぐできる!シックハウス対策 04 化学物質対策 その4 ⇒ 今すぐできる!シックハウス対策 05 ダニ対策 その1 ⇒ 今すぐできる!シックハウス対策 06 ダニ対策 その2 ⇒ 今すぐできる!シックハウス対策 07 カビ対策 ⇒ 今すぐできる!シックハウス対策 08 結露対策 ⇒ 今すぐできる!シックハウス対策 09 換気不足の解消 ⇒ 今すぐできる!シックハウス対策 10 ライフスタイルの改善 ≪ シックハウス症候群についての質問集トップへ戻る 次の質問へ ≫