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空気中の化学物質測定方法 04


-- 空気中の化学物質測定方法 その3 検知管法(簡易法) --

 最後に、検知管法と呼ばれる空気測定方法を紹介します。
  検知管法は空気中の化学物質測定方法 検知管法検知管式測定器を用いた簡易法。アクティブ法やパッシブ法と違い、液体クロマトグラフやガスクロマトグラフなどといった緻密な分析にかけることなく、その場ですぐに結果がわかります。
 
 検知管法は、ビル管理法(詳しくは シックハウス関連法規 09 をご覧ください)の告示で測定器の指定を受けていますが、住宅性能表示制度(詳しくは シックハウス関連法規06 をご覧ください)では、指定されている測定方法ではありません。

  これは、アクティブ法やパッシブ法に比べて精度が劣るためで、測定結果がはっきりとした数値で出るのではなく、分かるのは濃度の目安だけだからです。
 
検知管法の仕組み
  次に、検知管法の仕組みを簡単に説明します。
  ホルムアルデヒドなどと化学反応を起こす物質を入れた細いガラス管(検知管)を、小型のハンディ型吸引ポンプに取付け、室内空気を約30分間吸引します。
  吸引された室内空気はガラス管の中を通るので、ホルムアルデヒドが検出されるとガラス管の中のpH指示薬が反応し、着色する仕組みになっています。 
  その着色の状態から濃度の目安を推定します。
 
検知管法はあくまで目安を知るための測定法?
  検知管法は、正確性さは劣りますが操作が簡単で、結果がその場で分かり、測定器具もそこまで高価でないことが特徴です。
  欠点は精度の低さ。おおよその値を知りたいときには非常に有効なのですが、精度が劣るので正確な濃度を知りたいときには向きません。

  また、 数値でハッキリと結果が出るのではなく、あくまで着色の状態から濃度を推定するものなので、目盛りの読み方によって結果にバラツキがでてしまう恐れがあります。
  検知管法で測定された数値が、厚生労働省の指針値の半分以上だった場合には、アクティブ法かパッシブ法による再測定が必要とされています。つまり精度の高い測定方法で再確認しろということです。

  詳しくしっかりとシックハウスの原因となる化学物質を測定するのであれば、アクティブ法かパッシブ法による測定をおすすめします。

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 01測定する部屋の選び方
    住宅には、居間や寝室や台所などいろんな部屋があります。では、測定する部屋を
     どうやって選べばよいのでしょうか。

 02空気中の化学物質測定方法 その1 アクティブ法(標準法)
    アクティブ法は、日本住宅性能表示基準で標準法として定められている信頼性の
     高い測定方法です。アクティブ法の手順などを詳しく紹介します。

 03空気中の化学物質測定方法 その2 パッシブ法(代替法)
    パッシブ法は、日本住宅性能評価基準でアクティブ法の代替法として認められてい
     る測定方法です。ここでは、パッシブ法の手順などを詳しく紹介します。

 04空気中の化学物質測定方法 その3 検知管法(簡易法)
    精度は劣りますが、もっとも簡単・手軽な測定方法といわれている検知管法を紹介
     します。
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