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ダニ・ダニアレルゲンの測定方法 01
-- ダニの測定方法 --
まずはじめに、生きているダニ(生ダニ)そのものの測定方法について取り上げたいと思います。
生きているダニが直接、喘息などのアレルギー性疾患を引き起こすことはないと思いますが、ダニが多ければ、必然的にその抜け殻やフンも多くなるので、ダニアレルゲンの量も多くなります。
生ダニを測定するには検知シート法と吸引法があります。
検知シート法
7cm角の大きさのシートの中央部にダニを誘引する物質が塗られています。
ダニがこの誘引剤に誘われて近づいて来ると、誘引剤の周りに施された粘着剤に付着して捕獲される仕組みになっています。 簡単にいうとゴキブリホイホイのダニ版ですね。
検知シートは定められた期間放置した後、回収します。
粘着剤に貼り付いたダニの上から透明のフィルムシートをかけ、その上からアイロンをかけます。
するとダニが潰され、粘着剤の中に添加されている発色剤と反応して紫色になります。この紫色の数を顕微鏡で数えてダニの数を計測します。
誘引剤が効く範囲(ダニをおびき寄せることができる範囲)は約30cm程度しかないので、広い範囲で測定したい場合にはかなりの検知シートの枚数が必要となります。
また、検知シート法は生きているダニの数しか計測できないので、死んでいるダニも計測するためには、吸引法での測定が必要になります。
ダニの数までは測定できませんが、ダニを誘引剤で集めて、粘着シートで捕獲するダニ捕りシートは市販されています。 ⇒
抗アレルゲン剤配合 ダニ取りシート
吸引法
吸引法は、検知シート法とは違い、生きているダニのほかにも死んでいるダニも合わせて計測できます。
この吸引法は、簡単にいうと掃除機でダニを吸い込んで、その数を調べるというシンプルな方法です。
まず吸引機(掃除機)で調査対象の粉塵を吸引します。
次に、吸引した粉塵を飽和食塩水に浸します。すると、ダニが表面に浮かんできますので、上澄み液だけをろ紙を使ってろ過します。そのろ紙に集められたダニの数を計測する方法です。
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ダニ・ダニアレルゲンの測定方法
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01
ダニの測定方法
生きているダニが多ければ当然その分ダニアレルゲンも多くなります。 ここでは、
生きているダニの数を計測する方法を紹介します。
02
ダニアレルゲンの測定方法
ここでは、ダニの抜け殻やダニのフンといったダニアレルゲンの量を測定する方法
を紹介します。
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