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日常生活品からの化学物質 03


-- 家電製品からの化学物質 --

 日常生活品からの化学物質 家電製品いまやパソコンやデジカメは1家に1台というぐらいまで普及しました。
  少し前までは贅沢品と思われていた、薄型テレビやDVDレコーダーもかなりの勢いで売れているようです(私は両方持っていませんが・・・(泣))。


  さて 私たちは、日常生活の中でテレビやエアコンや冷蔵庫やヒーターなど、あらゆる家電製品に囲まれて生活しています。

 そこでひとつの疑問が湧き上がってきます。
・・・はたして、これら家電製品からはシックハウスの原因になる化学物質は出てないの?

開放型燃焼器具からの化学物質
 炎が直接室内空気に接している燃焼器具のことを、開放型燃焼器具といいます。
  例えば、ガスコンロや石油ファンヒーターや石油ストーブなどです。これらは、熱とともに多量の燃焼生成物を室内に排気するので、使用時には室内空気がとても汚染されます。

@ 一酸化炭素(CO)
  一酸化炭素についてご存知の方は多いでしょう。不完全燃焼時に発生するもので、室内の一酸化炭素の濃度が高くなると、体が中毒症状を起こし、酸素が行き渡らなくなります。これが、恐ろしい一酸化炭素中毒というやつです。
 場合によっては窒息死を引き起こす危険性もあり、非常に怖い物質です。 これまでも家庭内で多くの一酸化炭素中毒事故が起きています。
  最近のファンヒーターや湯沸器は一酸化炭素発生の改善がなされているものが多いようですが、古いタイプのファンヒーターなどは要注意です。

 繰り返しますが、一酸化炭素は本当に恐ろしい物質です。不完全燃焼になっていないか、換気は十分か常に気にかけるようにしてください。

A 窒素酸化物(NOx)

  窒素酸化物は、石油ストーブなどの燃焼時に放出されます。低濃度では咳、めまい、気管支炎などを引き起こし、高濃度になると、呼吸機能が低下して死にいたる場合まであります。

B ホルムアルデヒド

 あまりよく知られていませんが、実は石油が気化するときにもホルムアルデヒドは発生しています。
  特に発生が多いとされているのが石油ファンヒーターです。石油ファンヒーターは、灯油燃料を強制的に気化・燃焼させる方式です。
  この時、燃焼しきれない灯油の気化成分があり、これが室内に放出されることが原因と考えられています。

電気ヒーターからの化学物質
 昔は、電気暖房器具といえば電気ストーブでしたが、最近ではセラミックヒーターやハロゲンヒーターなど様々な製品が出ています。
  実はこれら電気ヒーターからもシックハウス症候群の原因になる化学物質が検出されています。

 電気ヒーターの本体部分にはプラスチックが使われていることが多く、塗料が塗られていたり、接着剤が使われていたりします。 

  通常時に本体からVOCが放散されることはあまりありませんが、スイッチをONにして運転をはじめると、本体が熱せられてVOCが揮発しやすくなります。
  これは、ホルムアルデヒドをはじめとするVOC(揮発性有機化合物)類は、温度が上がれば上がるほど、空気中に揮発しやすくなる性質があるからなのです。

その他の家電製品(プリンター、パソコン、掃除機など)からの化学物質
  パソコンなどの電気製品からも、やはり使用時の本体温度上昇とともに、トルエンやフェノール、エチルヘキサノールといった化学物質の放散が確認されています。

 また、コピー機やレーザープリンタ類(これらは家電製品というより事務機器に該当すると思いますが)からも人体に有害な化学物質が出ています。

  その物質はオゾンガス。
  オゾンは殺菌や脱臭などに用いられている有益な化学物質でもありますが、濃度によっては、鼻や喉への刺激や喘息、気管支炎などといった健康障害があることが明らかにされています。 
  コピー機もレーザープリンタも、運転時にオゾンの放散量が上昇するようです。 (ちなみに日本産業衛生学会は、室内中のオゾン濃度0.1ppmという基準を設けています。)

 そして、見落としてしまいそうなのが掃除機です。これは、本体からの化学物質というよりも、本体の中にセットするゴミ捕集パックが問題になります。あのゴミ捕集パックには防虫剤が染み込ませてあるのです。

  掃除機をかけている時に、とても嫌な臭いを感じることがありませんか?
  あれは染み込ませてある防虫剤成分が排気時に空中に揮発しているからなんです。防虫剤については 日常生活品からの化学物質 02 で詳しく解説しているので、参照してください。
  掃除機をかけるときは窓を全開にして換気しながらの方が安心です。

 パソコンやヒーターや掃除機・・・個々では問題にならない程度の化学物質かもしれません。 しかし、これらが同時にいくつも重なると話はまた別。
けして軽視できるものではないのです。

  場合によっては家電製品が原因でシックハウス症候群を引き起こすことも十分に考えられます。

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 01家具からの化学物質
    家具には木質系建材が多く使われています。ここでは家具から出る化学物質につ
     いて解説します。

 02殺虫剤・防虫剤からの化学物質
    害虫対策として用いられる殺虫剤や防虫剤。虫を駆除する化学物質が人の体に良
     いわけありませんよね。

 03家電製品などからの化学物質
    ストーブや石油ファンヒーターはとても空気を汚しやすい暖房器具です。それ以外
     の家電製品からも・・・

 04衣類からの化学物質
    低濃度ではありますが、なんと衣類からもVOCは放散しているといわれています。

 05その他日用品からの化学物質
    カーペット、おもちゃ、トイレ芳香剤、タバコ・・・化学物質を放散する日用品はそれ以
     外にもたくさん。

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