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-- レプリカ法 --

ここでいうレプリカ法とは、付着カビを測定するためのサンプリング方法(採取法)の一つです。

レプリカ法は培地(カビを培養するための素地)を直接カビ付着面に接触させ、カビを培地に転写してしまうというユニークなサンプリング方法です。

レプリカ法で代表的なものとして、スタンプ培地法、アガーソーセージ法、コンタクトスライド法などの採取方法があります。

スタンプ培地法は、培地を直接スタンプを押すように測定表面に押し付け、付着カビを培地に転写する方法です。
このスタンプ培地法は住宅の付着カビ測定でよく用いられる方法です。

アガーソーセージ法、その名の通り、ソーセージのような形状をした寒天の培地を適当な大きさにカットし、対象表面に接触させ、表面に付着しているカビを転写する方法です。

コンタクトスライド法は、プラスチック製のプレートに培地となる寒天を充填し、これを対象表面に接触させ表面に付着しているカビを転写する方法です。

付着カビの測定方法には、レプリカ法の他に分離法という方法もあります。分離法は、カビ付着面からカビを拭き取ったり、吸引したりして分離させるサンプリング方法です。




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